頭皮のツボとその効果


頭皮のツボは抜け毛や白髪、頭皮環境の改善効果がありますが、

頭皮以外の身体の様々な個所に効果が期待できるものが多くあります。

今回は、気軽に試せて且つ大きな効果を

実感できる頭皮のツボを紹介します。


百会(ひゃくえ)



百会は両耳と眉間の延長線上の交わった部分(頭頂部)に存在します。

百会という名前は多様多種(百)な経路が交わる(会う)という意味がこめられています。
このツボは抜け毛予防・肌荒れ予防が主な効果ですが、その名の通り全身や精神面でも様々な効果が期待できます。


百会の効果

抜け毛・肌荒れ・痔・鼻づまり・耳鳴り・二日酔い・血圧の安定・めまい・立ちくらみ・冷え症・不眠症・疲れ目・頭痛
自律神経系の調整(疲労回復)など


【ツボの押し方】

指で押すと僅かなへこみがあり、少々痛みを感じる部分が百会です。
指の腹を使って、気持ちいいと感じる程度に押します。強く押しすぎるのはやめましょう。
ツボを押して離してを、ゆっくり十数回程度繰り返しましょう。多くても20回程度です。

角孫(かくそん)



角孫は耳を前に折り曲げたとき、耳の一番上が当たるところに存在します。

このツボにも様々な効果がありますが、頭部から首筋にかけての強張りを改善する働きが髪に良いとされています。
血流が良くなるため頭皮に栄養が送られやすくなり、抜け毛や薄毛の予防に最適です。


角孫の効果

血行促進・抜け毛・目の疾患・耳の疾患・虫歯や歯周炎の症状の緩和・頭痛・めまい・立ちくらみなど


【ツボの押し方】

親指を角孫に置き、ほかの指は頭に添えます。
指の腹を使い、ぐっと押し込むように指圧して、離してをゆっくり繰り返します。
目安として、1回押し上げる時間は3~5秒程度が良いでしょう。
気持ちいいと感じる程度の強さで押してください。
これを10回程繰り返します。

完骨(かんこつ)



完骨は耳の後ろにある出っ張った乳様突起という骨の後ろにあるくぼみの中に存在します。

このツボには首や顔回り、頭皮の血行を促進する働きがあり、ニキビや耳の疾患等にも効果があります。


完骨の効果

血行促進・ニキビ・耳の疾患・片頭痛・めまい・言語障害・顔面神経まひ・過剰皮脂・不眠症など


【ツボの押し方】

親指を完骨に置き、ほかの指は頭に添えます。
指の腹を使い、上に押し上げるように指圧して、離してをゆっくり繰り返します。目安として、1回押し上げる時間は3~5秒程度が良いでしょう。
気持ちいいと感じる程度の強さで押してください。
これを10回程繰り返します。

天柱(てんちゅう)



天柱は後頭部の2本の筋の外側の生え際部分のくぼみの中に存在します。

このツボは首や肩のこりに効果的であるため間接的に頭痛を抑制したり、血圧安定が主な効果となります。
また、不眠症の人は首が凝っている場合が多いため、首のこりを治すことで不眠が改善されることがあります。


天柱の効果

血圧安定・不眠症・頭痛・疲れ目・肩こり・首のこり・抜け毛・顔のむくみ・二日酔い・乗物酔いなど


【ツボの押し方】

親指を天柱に置き、ほかの指は頭に添えます。
指の腹を使い、頭の中心に向かって押し上げて、離してをゆっくり繰り返します。
目安として、1回押し上げる時間は3~5秒程度が良いでしょう。
気持ちいいと感じる程度の強さで押してください。
これを10回程繰り返します。

風池(ふうち)



風池は天柱から外側にずらしたところにある、くぼみの中に存在します。

このツボは自律神経失調症を和らげる効果があるといわれています。
また、眼精疲労を回復する働きがあるため、間接的に肩こりを緩和することができます。


風池の効果

眼精疲労・むくみ・肩こり・頭痛・自律神経系の調整(疲労回復)・慢性鼻炎・不眠症・二日酔い・乗り物酔いなど


【ツボの押し方】

親指を風池に置き、ほかの指は頭に添えます。
指の腹を使い、頭の中心に向かって押し上げて、離してをゆっくり繰り返します。
目安として、1回押し上げる時間は3~5秒程度が良いでしょう。
気持ちいいと感じる程度の強さで押してください。
これを10回程繰り返します。