髪に悪い4つの食生活


髪に良い食べ物はタンパク質、ビタミン、ミネラルですが、

それだけを摂取すれば良いというわけではありません。

健康的な体を作ることが、健康的な髪に繋がります。

そのためにはバランス良く食事を摂り、正しい食生活を心がけることが重要です。


では正しい食生活とは具体的に何をすればいいのでしょうか。

まず、これは控えたほうが良いという食事のとり方を知っておきましょう。

①食べ過ぎ


食べ過ぎにより肥満体型になることで、皮下脂肪は分厚くなり体外へ熱を放出するのを妨げてしまうため、体は体温を下げようとして汗を多く出します。
皮脂が過剰分泌されると頭皮の毛穴が詰まりやすくなり、抜け毛の要因になりかねません。
また、食べ過ぎは肝臓機能を低下させてしまい、必要な栄養を十分に吸収することができなくなります。
栄養が足りなくなるとうまく髪を生成できず、薄毛に繋がってしまうことがあります。

②寝る前に食べる


髪の毛の生成に必要なホルモンは、22時~2時の間の4時間に多く分泌されると言われています。
その間に食事をすると体は消化活動に集中してしまい、髪の生成に必要なホルモンが十分に分泌されなくなってしまいます。

更に、消化活動に集中しているといっても睡眠状態にある胃腸の動きは鈍く、消化活動は滞ってしまい、胃腸に負担をかけてしまいます。
就寝する2時間~3時間前には、できるだけ食事を済ませておきましょう。
また、夜食は太りやすく肌にも悪いため、髪だけでなく体のためにも寝る前の食事は控えたほうが良いでしょう。

夜食をする場合

もしどうしても空腹に耐えられない場合は、温かいスープや、ヨーグルト、ホットミルク、お粥など、消化に良い食べ物がおすすめです。

③外食ばかりする


外食は全体的に油分や塩分・カロリーが高いものが多く、肥満の原因となります。
また、油分や塩分を取りすぎると高血圧になったり、悪玉コレステロールが溜まり動脈硬化を招くことがあります。
ドロドロの血液や固く狭い血管では、血流が滞り、髪に栄養が行き渡らなくなってしまいます。

④過度なダイエット


過度な食事制限により栄養不足に陥ると、体は生命活動を維持するために必要な内蔵へ栄養を配分しようとするので、必然的に頭皮へ栄養が配分され難くなってしまいます。
また、食事をすることを我慢し続けることがストレスになり、抜け毛に繋がってしまうことがあると言われています。
ダイエットをする場合は、過度な食事制限は控え、運動を中心に行うと良いでしょう。

最後に

食生活を改善するだけで髪に劇的な変化がある訳ではありませんが、食生活が乱れている状態でどれだけヘアケアをしても、これといった効果は期待できません。
まずは基盤を整え髪を育てる環境を作ることで、ヘアケアの効果をより一層実感することができます。
また、正しい食生活を心がけることは、髪だけでなく身体の健康を保つことに繋がります。