頭皮マッサージのやり方とその効果


頭皮マッサージは抜け毛や薄毛、白髪の予防効果が期待できますが、

顔のむくみやたるみの改善にも繋がります。

今回は頭皮マッサージのやり方と、

それによってもたらされる効果を紹介します。

頭皮マッサージで得られる効果



・血行が良くなり、頭皮に栄養が行き渡りやすくなる。結果的に抜け毛や薄毛、白髪の予防に繋がる。
・リンパの流れが良くなるため、頭皮だけでなく顔のむくみも改善できる。
・下がっていた頭皮を上に持ち上げるため、顔のたるみを改善できる。
・血行が良好になり、冷え症改善・美肌に繋がる。



なぜ頭皮マッサージで顔にまで効果が?

頭皮や顔、身体は別々のパースでありケアもそれぞれ全くの別ものというイメージを持っている人は少なくないと思います。
しかしこれらの皮膚は1枚の皮で繋がっており、特に頭皮と顔は近い位置に存在します。
つまり、顔のたるみやむくみは頭皮からきている可能性があるということです。
頭皮が不調の場合、顔に影響が出ることは少なくありません。

顔のたるみやむくみが気になって顔のケアをしても、なかなか改善されないことはありませんか?
そういう場合、頭皮のケアをすると案外あっさり顔の不調が改善されることもあるのです。

特にデスクワークの人、パソコンやスマホで目をよく使う人は頭皮が固くなっている可能性が高くなります。

頭皮マッサージの手順



首筋
耳から顎にかけてのラインを、指の腹でほぐすようにマッサージします。
※頭皮への栄養は首から運ばれるので、頭皮マッサージの前に首元のマッサージをするとさらに効果が期待できます。


後頭部
首の付け根に親指を置き、人差し指から小指の4本の指で大きな円を描くようにマッサージします。
頭頂部に向かって、頭皮を押し上げるようにマッサージします。


側頭部
耳を覆うようにして、手を耳の斜め上に置き、親指は動かさず人差し指から小指の4本の指でくるくると円を描くようにマッサージします。
頭頂部に向かうように、少しずつ場所を変えていきます。


生え際
額の生え際にそって両手の指を置き、人差し指から小指までの四本の指を使って頭皮を上下に大きくゆっくり動かします。


全体
頭部全体を包み込むように手を置き、人差し指から小指までの4本の指を使ってマッサージします。
指を軽く押したり離したりするとよいでしょう。



入浴中や入浴後は、体が温まっており血行が良くなっているので頭皮の血行も促進されやすくなり、マッサージに効果的です。

オイルマッサージの手順



また、最近ではオイルを使って頭皮マッサージをするのも効果的だといわれています。
ゆっくりマッサージできる時間があるときに、ぜひ試してみてください。


シャンプーをする前に行うオイルマッサージ

乾いた髪にオイルを適量塗布する
この時、オイルの量は500円玉程度がおすすめです。髪の短い人は100円玉程度で大丈夫です。


頭皮をマッサージするマッサージの手順


5~10分ほど置いておく
蒸しタオルなどで頭皮を温めておくと、さらに効果が期待できます。


ぬるま湯でオイルを洗い流す
マッサージを行ったことによって頭皮の汚れが浮き上がっていると思うので、しっかり洗い流しましょう。


通常のシャンプーを行う

ぬるま湯でオイルを洗い流した時にほとんどの汚れは落ちていると思うので、いつもより軽めのシャンプーでも大丈夫です。
べたつきが気にならなくなる程度に洗いましょう。(シャンプーの手順




シャンプーをした後に行うオイルマッサージ

タオルドライした髪に、オイルを少量塗布する
今回は洗い流さないので、オイルの量は髪の長い人でも100円玉程度で大丈夫です。
髪の短い人はその半分程度がちょうどいいでしょう。


頭皮をマッサージするマッサージの手順


ドライヤーで髪を乾かす
いつも通りに、ドライヤーで髪を乾かしましょう。
根元から順に、かつ長時間にならないよう手早く乾かしましょう。

頭皮マッサージを行う際の注意点



爪を立てない
爪を立ててしまうと頭皮を傷つけるおそれがあります。
マッサージをする際は指の腹を使って、頭皮を動かすような感覚で行いましょう。


力を入れすぎない
強い力でマッサージを行ってしまうと、頭皮を傷つけるおそれがあります。
マッサージは強くしなければ効果が無いと思われがちですが、そうではありません。
頭皮はデリケートな部分ですので、優しく行うように心がけましょう。


呼吸をする
マッサージをする時、集中するあまり無意識に呼吸を止めてしまう人は少なくないと思います。
マッサージはリラックスして行わなければ無意味な行為になってしまいます。
ゆっくり息をしながら行うようにしましょう。


長時間やらない
頭皮マッサージは長時間行うと逆効果になってしまいます。
短い時間のマッサージを1日数回行うようにして、1日分合計して5~10分程度が望ましいです。